-
Bug
-
Resolution: Incomplete
-
Major
-
None
-
Hudson 1.384, Apache2.2, Tomcat5.5, JDK1.5
同一のMD5ハッシュをもつ異なるファイルが作成されたときに、それらが同一のファイルと
みなされ、かつ、Hudson管轄外になってしまいます。
ビルド処理の中で使用するツールの関係上、成果物のファイルサイズが0バイトになることが
あります。
0バイトのファイルのMD5ハッシュ値は値が決まってしまうため、完全に別々のファイルと認識
して欲しい場面であっても同じファイルと見なされてしまいます。
なお、4バイト程度の同一の内容を持たないはずの異なるファイル同士でも本現象が発生した
ことがあります。ただし、再現方法が不明で、かつ、再現時のデータがありません。
詳細な再現手順は次の通りです。
Hudsonのトップ画面から、
1. [新規ジョブ作成]を選択
2. [ジョブ名]に任意の値を入力
3. [フリースタイル・プロジェクトのビルド]を選択
4. [OK]を選択
5. [ビルド後の処理]の
[成果物を保存]を選択
6. [保存するファイル]に、"*.txt"を入力
7. [ビルド後の処理]の
[ファイル指紋を記録してファイルの利用状況を追跡]を選択
8. [保存された成果物の指紋を記録]を選択
9. [保存]を押す
10. 作成したプロジェクトの[ビルド実行]を押す
11. 作成したプロジェクトのworkspaceディレクトリ内に、
sample1.txtを作成する。(内容は任意)
12. sample1.txtをコピーして、同じディレクトリ内に
sample2.txtを作成する
13. 再度[ビルド実行]を押す
14. ビルド履歴から #2 のビルドを選択する
15. ビルドの成果物で、sample2.txtのファイル指紋ボタンを押す。
16. sample2.txtのファイル指紋を確認したにも関わらず、
ファイル名がsample1.txtと表示され、
Hudson外と表示される。(添付のFingerprint.PNG参照)